CSまちデザインは、オリジナルのプログラムによる出前授業を行っています。
学校のご希望に応じて内容や回数を変えることもできますので、お気軽にお問合せください。

わたしたちの食が地球の未来をつくる

この授業が目指すこと

・どんな社会をつくりたいかを自分のこととして描けるようになること
・持続可能な社会の創り手である子どもたちの考え行動する力を育むこと
・毎日の食に関心を持ちそのあり方を変えることで、SDGsを達成すること

基本授業(45分 5,000円)

・未来の食が危ない!〜30年後の未来からタイムマシンでやってきた小学生が語る衝撃の食卓〜
・気候危機の状況を踏まえ、日本の農業・食料輸入相手国の水や環境・海の未来を想像し、2050年の食を明るいものにするためにできることを考えます。
→30年後の食を想像し、問題解決のためにできることを考え発表

テーマ別授業プログラム(各45分 各5,000円)

<授業の特徴>
●子どもたちが理解を深めるために必要な最新データに基づく充実した資料を使います。
●子どもたちが楽しみながら学べる工夫を凝らした授業をクラスごとに同時に実施できます。

タイトル概要
A「フードマイレージ」って知ってる?身近なメニュ―の材料が世界中から集まってきていること、それらを運ぶことによる環境影響を「フードマイレージ」を通して学びます。地産地消を広げるには!
→食材の輸入国にカードを添付、地産地消を広げるためのアイデアづくり
B「バーチャルウォーター」って知ってる?農作物を生産するために必要な資源の中でも、身近なメニューの食材に潜むバーチャルウォーターの存在を知り、日本人の食と地球環境のつながりを考えます。
→農作物を作るのに必要なものの話し合い、身近なメニューのBW計算
C食品ロスをなくそう!家庭で出る食品ロス、目には見えないけれど私たちの食の背景にある食品ロスについて知り、ロスをなくす食べ方を考えます。
→料理の過程で捨てられるかもしれないものを考える、食品ロス削減提案を考える
D海洋プラスチックとわたしたちの食食にまつわるプラスチックごみ、日本のリサイクルの実態、海の状況などを知り、脱プラスチックのためにできることを考えます。
→プラスチックでできているもの探し、ほかの素材に替えられるものを考え発表
E日本の農業の未来農業の実態や新しい農業、地産地消の意味と現状を知り、やってみたい農業について考えます。
→やってみたい農業についてグループで話し合い、発表
F知らないうちに食べているかも?遺伝子組み換え食品遺伝子組み換え食品とは?どこに使われている?表示は?など基本を知り、食を選択することの意味を考えます。
→家にある食品の表示調査と発表、とうもろこしと大豆の意外な使いみち探し
G鶏肉が食卓に届くまで調査をもとに鶏肉の値段の差のわけを考えます。ヒナやエサの輸入の現実を知り、国産の意義を考えるとともに、食材選びの基準を持つ大切さに気づきます。
→鶏肉の値段調べと発表、どんな鶏肉を買いたいか考える
Hとうふやさんはたいへんだ!調査をもとに豆腐の値段の差のわけを考え、ロールプレイゲームを通じて売り手の考えを理解すると共に、消費者が生産まで考えた買い物基準を持つ大切さに気づきます。
→豆腐の値段調べと発表、班で売る豆腐を相談し発表、消費者として買う豆腐を判断

連続授業のすすめ(1コマ45分ですが、連続講座の場合は相談できます)
基本授業を行った後、いくつかの授業を組み合わせて実施することで、より理解が深まり、多角的に食を考えることができるようになります。学校や学年のテーマに沿って、多様な組み合わせが可能です。ぜひご検討ください。

20年間の実績

◆CSまちデザインは2002年より小中学校での出前授業を行っている実績のあるNPO法人です。
◆20年間の授業実績は、のべ246回、授業を受けた児童生徒の数は25,000人余りです。
◆東京都内の公立小中学校を中心に、私立の小中学校、農業高校、大学でも授業を実施しています。
◆同様の内容で、PTA、公民館、児童館、自治体、農業協同組合、各種団体への講師派遣も行っています。

参加者の感想

<児童生徒>

●日本の食料自給率がとても下がっているから母に、「国産のものを買うようにしよう」と言ってみようと思う。自分が大人になって料理ができるようになったら国産のものを買ったり地産地消をするようにしていきたい。昔はお米を使った料理が多い事が分かったからこれからもそうしていきたい。(小学5年生)

●私は「フードマイレージ」の授業がとても印象的でした。日本はフードマイレージが世界1の国でとてもおどろきました。地球温暖化を防ぐためにもフードマイレージを下げないといけないので、私たちにできる地産地消などをしたいと思った。地球にやさしい食をつくるために、これからは好ききらいをしないように食べようと思った。(中学1年生)


<先生>

●英語と社会の横断型学習の形で実施しました。お買い物ゲームや、クイズ、ディスカッションを通じ、子どもたちには楽しみながら大きな気づきがあり「一人ひとりの消費活動が世界の環境などの問題に大きく影響を与える」という深いテーマに近づいた手応えを感じました。

●本校では、5年生対象で授業をしていただきました。保護者にも協力していただき、みんなで授業を創っていく、というスタンスがとてもよいと思います。少し5年生には難しい内容もありましたが、授業後の調べ学習でそれぞれがテーマを設定してフォローアップすることで、学習は深まっていくと思いました。


<保護者>

●国語や算数ももちろん大切ですが、生きていく上での「食」のテーマは、またこれも大切だと感じました。色々なテーマでの総合的な学習を子どもたちにしてほしいと親として感じました。

●意見交換する事そのものの面白さを感想として述べている子が多かったので、素晴らしいプログラムだと思いました。

お申し込みにあたって

プロジェクターが使える教室でのクラスごとの授業が基本
1クラス5,000円/45分授業(連続の場合は応相談)
プログラム化した3日・5日バージョンの授業もあり(豆腐作りの実習付き)
お気軽にお問い合わせください。

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