「私のくらし」や「私の暮らすまち」を豊かにするための学びの場を食育を中心にコーディネートしているNPOです

6月5日(土)14:00~16:00

講師:天笠啓祐さん(ジャーナリスト・遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表)

~報告~

「ゲノム編集操作による高GABAトマトの苗がこの5月から無償配布されている!」

※ GABAとはアミノ酸の一種で、ストレスを軽減させる効果やリラックス効

果があることで近年注目されている成分です。

そして同じく「ゲノム編集魚の肉厚マダイの承認も間近になっている!」

講座は講師の天笠さんのこんなショッキングなお話からスタートしました。

遺伝子組み換え技術が別な生物の遺伝子を挿入するのに対し、ゲノム編集は特定の遺伝子を切り取ってその働きを壊すだけの技術、だから、環境影響評価も食品安全審査も表示もいらないとされています。しかし、切り取ったところに別な遺伝子を入れること、つまりまさに遺伝子を組み換えることも可能な技術です。

そもそも生命は複雑な遺伝子のネットワークやバランスで成り立っており、そのバランスを壊すことは病気や障害をつくることにもつながりかねません。またゲノム編集技術で狙ったのとは違う遺伝子を切断してしまう(オフターゲット)、切断した遺伝子の近辺での異常などが確認されるなど、問題も顕在化しています。

知ること、学ぶこと、そして遺伝子組み換え・ゲノム編集食品を拒否すること、そのために産直など出所の確かなものを食べること、学校給食にもそれを求めること、そして種子や種苗の表示制度を国に求める運動に参加することなど、私たちにできることを具体的に挙げてくださいました。

~参加された方のアンケートから~

・このようなテーマに限らず、日頃、この国の将来を思うと暗鬱な気分になり、何らかの動きをしないと子どもたちに申し訳ない思いでいっぱいになります。これを機会に、食の安全に関心も持ちたいと思います。また、他の講義にも参加させて頂きたいと思います。

・ゲノム編集の問題点もわかり、表示義務がないということの怖さと、環境、人体にどのくらいの影響が出るかの検証をしていくように働きかけをすることを考えさせられました。

・大地や海からの恵みをいただく、自然界の大きな循環のなかに人間もいると考えると、遺伝子というミクロの世界を極短時間に人為的に操作することの影響はいずれ必ずや出てくると思いますが、発現したことがゲノム編集由来だと特定することも、原発のこと、添加物のことなどと照らし合わせると、責任所在の特定はますます複雑になるのだろうと思い、どうしても悲観的になってしまいます。情報開示、表示だけはきちんとするよう求めることがとても大事な活動だと思います。

・ゲノム編集は世界中で盛んに研究開発されていて、EUでも承認されたとのことでショックでした。特に名だたる大学で活発に研究され安全だということでビジネスになっていることに憤りを感じます。政府が掲げた緑の食料システム戦略も結局、ゲノム編集された作物を有機と認めるというのはあまりにもひどい話です。RNA農薬もとんでもないと思いました。


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