「私のくらし」や「私の暮らすまち」を豊かにするための学びの場を食育を中心にコーディネートしているNPOです

 

講師:安部司さん(食品ジャーナリスト、(一社)加工食品診断士協会 代表理事)

日時:12月11日(金)10:30~12:30

<報告>

コロナ禍にあって、家族揃っての自宅での食事の機会が増えました。毎回の食事の支度も大変、調理済み加工食品の登場回数も増えています。簡単で便利な食品の裏側を次々にお話しくださいました。とくに、カップ麺や袋入りスナック菓子、炭酸飲料など超加工食品と呼ばれるものには、食品添加物がたくさん使われていますが、一番の問題点は塩分・油分・糖分を気づかないうちに摂りすぎてしまうこと、と指摘されました。

例えば、インスタント麺のスープの塩分は海水より濃い(絶対塩度)のに、食品添加物やたん白加水分解物などによって、おいしい(舌感塩度)と思えてしまったり、カップ麺にはフライすることによる油が隠れていたり、清涼飲料水には10%以上の糖分が含まれていたり…。健康に気を遣う人が増えているのに、これでは元も子もありません。きちんと選べるようになることが大切です。

最後に、刻み昆布や削り節を使っただしの取り方も披露、「無添加時短和食」を勧められました。

受講生の皆さんにとっては、選んで食べることの大切さをあらためて感じていただけた講座でした。

<アンケートから>

・改めて食べている物で自分の体が作られていること、安心安全な食の確保に個々人ができることは何なのかを考えさせられました。

・『安くて、早くて、簡単で』この言葉には、弱いです。でも、本当の中身を知ったら、買わなかったり、自分で作ったりすると思います。塩分も、砂糖も、必要だった。それらを使わないことで、もっと恐ろしいもの(食品添加物)が、入ることになってしまいました。

・今回はじめて『超加工食品』という言葉を聞きました。

消費者の欲望と企業のもくろみが見事に一致している現状を苦々しく思います。そして『簡単便利に』を追求する多くの人が時間とお金に追われていることが悲しく、矛盾を感じます。また、情報に惑わされ、自然から遠ざかってしまっていることが諸悪の根元となっていると思います。

・『子供は親が与えたものを食べている』『そして、その食べ物で細胞は作られ、体を形成している』ことを改めて考えたいと思いました。

 

 



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