「私のくらし」や「私の暮らすまち」を豊かにするための学びの場を食育を中心にコーディネートしているNPOです

 

2020.2.12

大竹さんアップ講座の様子(大竹さんのお話、東京の農業の現状スクリーンと)練馬大根仕込み図はたの頭を見せてくれる料理長前菜(東京野菜の軽いスモークとまぐろの生ハム他)東京野菜のキッシュはた(魚)のグリル デザート

未来に残したい!味わい深く、歴史も興味深い「江戸東京野菜!」

1月31日「江戸東京野菜をご存知ですか? ~一つひとつの歴史を感じ味わいましょう~の講座を開催しました。講師は大竹道茂さん(江戸東京・伝統野菜研究会代表)令和元年度都市農業機能発揮支援事業(農林水産省)を活用した 取り組みとしておこないました。

江戸東京野菜とは江戸から明治・対象・昭和…と東京の野菜文化を継承するものであり、現代において食べているものの多くが交配種の野菜である中、命を今日までつなげてきた在来種である。その種は現在50品目、と冒頭お話がありました。この野菜は長いもの、曲がったものなど、そろいが悪いことや長いなどで収穫しにくいことなどが特徴で、だんだん農家では栽培されなくなってきたが、野菜本来の味を持つ大変貴重なものであると学びました。

練馬大根・千住ネギ・下山千歳白菜・亀戸大根などの歴史や、旧中山道が種屋街道と呼ばれ種がお土産だった話なども興味深いことでした。練馬大根や下山千歳白菜など大型になる野菜は作業の大変さや家庭の料理方法の変化から栽培が少なくなっているのもうなずけましたが、野菜のうまみと肉質の良さなどの魅力はなくしてはならないものだと思いました。

江戸東京野菜で「練馬大根引っこ抜き競技大会」などのまちおこしをしたり、地産地消の視点から学校教育に生かされたりと嬉しいお話もあり、ほっとしました。江東区第5砂町小学校では砂村一本ネギの復活栽培が始まり、5年生になると「ネギボウズの天ぷらを食べる」のが楽しみになるのだそうです。そして種を採種し、4年生につなぐセレモニーが学校の定例行事になっている、そして今は江東区から足立区にも広がっているとのこと。多世代で江戸東京野菜に親しみ、守りつづけていく取り組みがなされていることを知りました。

お話し合の後は 渋谷エクセルホテル東急で白幡健 総料理長による江戸東京野菜を贅沢に取り入れたランチメニューをいただきました。使われた江戸東京野菜は練馬大根・亀戸大根・馬込三寸人参・下山千歳白菜・金町こかぶ・千住ネギ・渡辺早生ごぼう・内藤かぼちゃなど。どれもおしゃれに丁寧に作られた料理の中にしみじみとした野菜のうまみが光るものでした。

講師の大竹さんから「江戸東京野菜は食べなければなくなってしまう」の言葉がありました。これから意識して旬の野菜の中に江戸東京野菜を見つけ、その味わいを楽しんでいきたいと思います。

江戸東京野菜の栽培を続ける生産者、その情報発信や企画をするかた、野菜を販売したり、料理にしたりしてそれを消費者につなぐかた…CSまちデザインでもこのご縁を生かし、これからも江戸東京野菜を学び、親しみ、守り、伝える企画を大切に継続していきます。(Y)

参加者のかたもブログで報告下さっています。こちら https://food-mileage.jp/2020/02/02/blog-255/

 

 

 

 



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