「私のくらし」や「私の暮らすまち」を豊かにするための学びの場を食育を中心にコーディネートしているNPOです

②講座全体の様子長谷川さんアップ

2020.2.28

「あなたの体内の農薬を有機食材で減らせます!」講師:長谷川浩さん(福島県有機農業ネットワーク・縮小社会研究会理事)を開催しました。

アメリカ・ヨーロッパは有機農業市場は大きく伸びているが、日本の有機農業面積は農地面積のわずか0.5%という規模。

農薬は生き物を殺す化合物とも言えるそう。たしかに虫を殺すのが殺虫剤。病気を殺す殺菌剤、草を枯らす除草剤、種無しぶどうをつくるなどのホルモン剤。それなのに、なぜ農薬は必要なのでしょう。1961年の農業基本法で農家は単作を進め、収穫量を増やすことになり、そのため肥料過多を進めるようになったことが理由と考えられるそうです。

そして問題なのは日本の農薬の基準が緩いこと。特にネオニコチノイドは虫の神経伝達をかく乱する性質がありますが、人の神経系をも狂わせてしまう懸念もあります。日本のお茶・野菜ジュースにもネオニコチノイドは入っているそうで、ペットボトルのお茶からもほぼ全数で検出されています。

そんな中で福島県有機農業ネットワークと北海道大学大学院獣医学研究科とで行った調査で、従来通りのスーパーの食材で購入した食材を食べたグループに比べ、同ネットワークが提供した有機食材のみを5日間食べたグループは尿中のネオニコチノイド濃度は46%となり、さらにそれを1カ月食べ続けた場合は10%まで下がることがわかりました。

農薬の安全性実験では人体実験は行われないこと、人間は個人差があることを考えると、予防原則の考え方からも「安全な農薬はない」として有機農産物に目を向ける事が望ましい。特に子どもたちが有機農産物を食べる方法として、学校給食を有機食材にする方法がある。また家で素材から調理すること、消費者が有機農業を広げる運動をすることなども講師の長谷川さんから提案されました。

 

参加者の感想

発達障害、アトピー体質など昔はあまりなかったと思います。できるだけ手作りで安全なものを食べ続けたいと思いました。

有機を支えるには消費者の意識の大切さについても考えさせられた。

ペットボトルのお茶が多量の農薬があるとは知らなかったです。



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