「私のくらし」や「私の暮らすまち」を豊かにするための学びの場を食育を中心にコーディネートしているNPOです

市民講座報告

 

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2019年6月15日(土)14:00~16:00

講師:橋本淳司さん(水ジャーナリスト、アクアスフィア・水教育研究所代表)

【受講された皆様の声】

・知ろうとしないと知らないうちに色々な事が決まっているような現状。私達のすべきことについて学ぶ機会となりました。水は命にかかわるもので真剣に考えないといけないと改めて感じました。(50歳代 女性)

・水の事も自分ごととして考える時代。水源の質をどう高めるかを考える事も重要という事に共感を持ちました。わかりやすいお話有難うございました。(60歳代 女性)

・今の現状をよく把握し未来にむけての目標を持ってどう考えて行くかそのための情報やしくみ、水道に関するお話を聞けてとても良かったと思います.(60歳代 女性)

・非常に良かった。水サポータ-が出来たら参加(応援)したい。(70歳代 男性)

・法改正の内容を良く知らなかったのでとても勉強になりました(20歳代 女性)

2019年7月20日 14:00~16:00

講師:中井八千代さん(環境カウンセラー、容器包装の3Rを進める全国ネットワーク副運営委員長)

<講座の報告>

日本人は年間一人32kgの使い捨てプラスチックを発生させている!(世界第2位)毎年800万t以上のプラスチックがゴミとして海に流れ込んでいる、海のプラスチックの量は2050年までには魚の量を上回る計算であるというショッキングなお話。東京湾で獲れたカタクチイワシの80%が内臓からプラスチックが検出されたという事例もあるそうだ。問題は魚の内臓にたまるプラスチックだけでなく、そのプラスチックが海の中の有害物質も吸着するという性質。

ポイ捨てゴミが雨や風で河川や水路に流れ込み、やがて海に流れ出る、紫外線などによる劣化で細かく砕ける、それを魚が食べる、食べた魚が栄養障害で死ぬ、または人間が食べる、また海に滞積もする。

化学繊維の服も繰り返しの洗濯でマイクロプラスチックが出るそう。天然素材の物を選ぶなどの工夫もできそうだ。

プラスチックを減らす生活、ゴミを拾う、リサイクルの費用は税金を使わず商品の価格に内部化して生産者と消費者の負担にするなどの提案をいただきました。さあ今日から私は何が出来る?!

講座の様子(全体)荒川で拾ったプラスチック片中井さん笑顔②

写真は講座の様子・荒川の河川敷のプラゴミ・力強いお話をされる講師の中井さん

<受講者の感想>

・海ゴミを減らすには身近なゴミ拾いから。(60歳代女性)

・身近なところから始めなければいけないと思いました。まずは台所から変えていこうと思います。

(60歳代女性)

・消費者が求めなければ作って売ろうとはしない。結局消費者が賢くなることが重要かと。ゴミはゴミでなく資源になっていくのが望ましいかと。(60歳代女性)

・知らない事が多く、勉強になりました。(20歳代女性)

・早いテンポでたくさんのお話を聞けた。自分はどうすればよいか?(70歳以上男性)

 

講座全体の様子(WEB用) 天笠さん(WEB用)

日 時:2019年9月28日(土) 14:00~16:00

講師:天笠啓祐(ジャーナリスト、遺伝子組み換えいらない!キャンペーン、日本消費者連盟共同代表)

<講座報告>

「壊して良い遺伝子はない!!」

『品種改良』は従来存在する種の掛け合わせ。

『遺伝子組み換え技術』は「付け加える」こと。他の生物の遺伝子を入れる技術。

『ゲノム編集』は特定の遺伝子の働きを壊す技術。例:寒さに弱いトマトにおいて、「寒さに弱い」遺伝子を壊す技術。

一つの遺伝子は複数の機能を持っている。一つの機能を壊すと他の機能も壊す可能性がある。さらに組織は複雑なネットワークでできているので、一つの機能を壊すとネットワーク全体に影響する事が懸念される。ゲノム編集によって狙った遺伝子を切り取るとはいえ、「オフターゲット」といって狙った遺伝子とは別の似たような性質の遺伝子を壊してしまう事例もある。

<こんな問題も>

ゲノム編集ジャガイモ…調理や加工中に糖尿病・アルツハイマー・ガンなどを引き起こす物質に変換される。吐き気やおう吐など神経に悪影響を及ぼす物質がつくられる。など。

ゲノム編集食品を有機栽培の認証とする動きもある!

除草剤耐性ナタネ、大豆が市場化され、間もなく日本にも入って来る。

巨大多国籍企業が種を独占していることも課題。(ゲノム編集食品を開発している企業と遺伝子組み換え食品を開発している企業は同じ)

<日本では>

環境影響評価、食品安全審査、食品表示もされないままに10月から解禁となっている。

消費者はゲノム編集食品でないものを食べたくても選べない!

<私たちができること>

国に対して規制と表示を求めていこう!

遺伝子組み換え反対の取り組みをしている団体、生協などと一緒に運動の輪を広げていこう。

 

遺伝子組み換え食品が始まった時に「遺伝子組み換えは安全」と言われていたけれど、今や「ゲノム編集は遺伝子組み換えではないから大丈夫」と言われている事に矛盾を感じる。消費者が買い物の際に「この食品はゲノム編集されていますか?」などと店員に聞くことで、店が意識するようになっていくかもしれない。消費者がゲノム編集されたもの、遺伝子操作されたものは食べたくない、と意思表示する事が大切ですね。(Y)

5 6 近藤惠津子先生

2019年6月1日(土) 13:30~15:30

講師:近藤惠津子さん(CSまちデザイン理事長)

【受講された皆様の声】

・食べ方は生き方、参考になりました。(50歳代 男性)

・とても勉強になりました。食がとても大切だと日頃感じています。身近な人たちに伝えていこうと思っています。(60歳代 女性)

・何回か同じテーマで講座を受講しましたが、その都度新たな発見があります。ありがとうございました。(女性)

・日本の経済政策や輸出入相手国などは、年々変わっていることなど、新鮮に聞きました。農業を支える、人と農地の減少が止まらないことに危機を感じています。(50歳代 女性)

・大人でも知らないことが沢山あったので、今の子供たちはどれだけのことを知っているのか・・・。大人の責任として伝えていくことが大切になるだろうなと、思いました。(20歳代 男性)

2019年9月12日(木)

講師:近藤惠津子(CSまちデザイン理事長)

<講座報告>

同じ1斤の食パンでも重さが違う理由にせまりました。多くの方に好まれるパンにはふわふわになったり、ほんのり甘みを感じたりするように食品添加物が使われていることが多いのです。またパンの主原料の小麦粉の小麦の自給率が12%であることを考えると、ほとんどのパンは外国産の小麦粉を使用していると考えられます。この輸入小麦の心配なところは、保存や輸送中の虫やカビの対策のために収穫後に農薬が使われており(ポストハーベスト)、それは残留性が高いということ。国産小麦にはポストハーベストは禁止されています。また「国内製造」という表記でも国産小麦使用とは限らないことを学びました。

受講されたかたで4種類のパンを食べ比べて、「自分が一番美味しいと感じるパン」に挙手していただきました。面白い事に、価格も高くバターを始めリッチな材料が使われている「高級食パン」に挙がった手は少なかったのです。高級食パンブームではありますが、日常食べるパンは何を基準に選ぶか、ちょっとした知識と意識を持っておきたいと思いました。

近藤さん(WEB用)食べ比べ(顔なし)

 

講座の様子WEB用②

2019年8月1日

講師:近藤惠津子(CSまちデザイン理事長)

<講座報告>

夏休み中の8月1日、小学校1年から5年生のお子さんが講座に参加されました。ソーセージってなあに?というところからウインナーソーセージに使われている食品添加物とその使用目的と不安な点を学びました。

色々なウインナーソーセージの食べ比べや包材の表示確認、食品添加物のチェックなど『ソーセージ探検隊」になった子どもたちはとっても一生懸命!身体を作る「食べ物」に関心を深められてよかったです。

<子どもたちの感想>

今年の夏休みに自由研究でやりたいと思いました。とっても美味しかったです。またあったら来たいと思いました。(小4)

いろんなソーセージにデンプンやほかのしょくひんてんかぶつがあることがわかり、それがないとねだんが高くなることがわかった。(小4)

ふつうはできないじっけんやいろいろなことがしれてうれしかったです。またちがうじっけんをしたいです。(小2)

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2019年6月6日・7月4日

講師:江原絢子さん(東京家政学院大学名誉教授)

<講座報告>

市民講座「江戸時代の健康と食べもの」を実習しました。乾煎りして細かく砕いた煎茶を塩味ごはんにふりかける「茶飯」・焼きなすをお椀に入れてずいきとミョウガを入れたみそ汁をはる「茄子とずいきのみそ汁」・粗びき胡椒たっぷりの漬け汁につけたイトヨリの焼き物など。香りが豊かなご飯は心が豊かになります。講師の江原絢子先生(東京家政学院大学名誉教授)から江戸時代は食事で病気の予防に気をつけていたのです、と教えていただきました。

実習江原先生③実習の様子②お膳できあがり

受講された方の感想

・香りの良さに驚きました。豊かな内容の食事を楽しみました。(60代女性)

・香辛料や材料(ずいき)の使い方がとても勉強になりました。(40代女性)

・江戸の食事バランスはいつもすごいなと思っているのですが、それ以上に暮らしの中で   健康について考えているのだと知ることができました。(50代女性)

・大変興味深い内容で参考にさせていただきます。(60代男性)

 

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2019年7月18日 楠公レストハウスにて

講師:大久保洋子さん(日本家政学会食文化研究部会長、元実践女子大学教授)

安部憲昭さん(皇居外苑楠公・北の丸レストハウス総支配人・総料理長)

<講座報告>

江戸庶民に食べられていたおかずに思いを馳せる時間は江戸時代へのタイムスリップとなりました。今につながる多くの料理の中で、「きんぴら」は江戸時代からあると知って不思議な感覚になり、そのきんぴらは江戸時代ではゴボウのみであった事、名前を当時の人形浄瑠璃で出てくる「金平」というとても強い人物からとっただけあって、固い強い料理であったことなどを知りました。現代では、当時からあるきんぴらや白あえなどもちろん手作りできればいいが、できている物を買ったとしても「味をつなぐ」ことも大事なのだ、という大久保先生の言葉も印象的でした。アサリをむき身にして売る事は当時子どもの仕事で、そうした仕事は子ども、女性、体が弱い人でもできる仕事として保護されていたという福祉的な視点が生活の中で自然に保たれていたというお話も江戸時代に学ぶべきことだなと思われました。

皇居外苑についての安部さんのお話では「楠公レストハウス」ではエコアクション21の認証を受けて、近郊野菜や八丈島の漁協から買い付ける魚を使用し、廃油は100%バイオディーゼルに提供、生ごみの98%を液肥にするなど、さまざまな取り組みがされているとわかりました。「旬の物を必要なだけ」「無駄なく手際よく」「手順を考え少ない水で」の江戸時代から伝わるエコ料理を基本とした「与の重」は一つひとつが丁寧に時間をかけてつくられており、心が豊かになる味でした。安部調理長がチャレンジされている「米麹糖蜜」を使ったチーズケーキは試作品とのことでしたが、その優しい味に参加者一同感激しました。(Y)

 

安部さんと酢写真 大久保先生写真 与の重写真① 与の重写真② デザート写真会場写真

<受講者の感想>

・食文化(和食)の歴史が長い。今も受け継がれている事が分かった。(60歳代女性)

・興味があってもなくても参加してみると意外な楽しさがあるので、色々なものを体験していきたいと思った(30代女性)

・楽しく面白かったです。行楽重もおいしかったです。アスパラが松葉うどと言われていたなど情趣あります。ありがとうございました。江戸時代にタイムスリップしました。(50歳代女性)

・江戸庶民の食について興味深い話や疑問に思っていた事が聞けて良かった。(60歳代男性 )

・江戸の庶民の料理は昭和の私の子ども時代と似ているようで昔の食卓がなつかしくなりました。おとうふ料理いろいろとためしてみようと思いました。手のかかったお弁当、デザートおいしくいただきました。ごちそうさまでした。(60歳代女性)

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白石さん笑顔白石さんデモンストレーション種

2019年7月30日

講師:白石好孝さん(「大泉風の学校」主宰)

<講座報告>

庭がなくてもプランターで気軽に野菜づくりができるコツを学びました。プランター栽培の長所は①狭い場所でもできる②季節や天候に合わせて置き場所を変えられる③土を入れ替えることができるので連作が可能、とのこと。

講師の白石さん厳選のカブ・コマツナ・ホウレンソウのたねをいただいて、その育て方を学びました。他には枝を摘み取りながら長期間食べられるハーブ類もおすすめとのことでした。白石さんの穏やかな人柄がつくり出す優しい味の野菜をイメージして、受講者のみなさんも楽しみに種を持ち帰られました。

<受講された皆さんの感想>

・詳しく説明して頂きとても勉強になりました。東京のベランダ栽培は限界があるのかな?と半ばあきらめていましたが子どもたちとやってみよう!と思いました。またぜひ講演聞きたいです。(30歳代女性 )

・野菜づくりの経験があまり無いのですが、分かりやすい説明でやってみようという気持ちが高まりました。秋になったら初チャレンジしてみます。(60歳代女性 )

・初めての講習なので難しそうですがこれからかなと思っています。(70歳以上男性 )

・春についで2回目ですが、春でほうれん草、水菜、小松菜よく育ちました。秋もチャレンジしてみます。(60歳代女性 )

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー市民農園や体験農園で野菜を作っている方が増えました。でも近所にないとか、なかなか作業に出かける時間をとれないとあきらめている方も多いの

店頭(WEB用)青果物(プライスカード)チーズ店内(青果)説明を聞く様子バルクコーナー説明生活用品説明

2019年9月19日

<講座報告>

フランスパリで2008年にオープンし、2016年に日本初オープンした「ビオセボン・ジャポン」麻布十番店を22名で見学しました。基本的に有機JAS認証されたものを扱い、フランスのチーズやワインも揃う、おしゃれな店でした。環境にも配慮した販売方法(包材・店づくり)の点では衛生面にこだわりが強い日本にはなじまない部分もあるということで、青果物の袋詰めなど、矛盾も抱えているとのことでした。

見学後、カフェに移動しての意見交換では、「オーガニック」として海外産の物が多く販売されていたことに対して「地産地消」「顔の見える生産者」などはどうなんだろう? 食と農が乖離している現代で農業の現場を知ること、距離を縮めることが大切では? などの意見も出ました。有機認証を取るために費用がかかる、それを求める消費者はその価格を負担する構造になっているが、自治体や行政がそれを支える仕組みをもつことも必要だと考えました。

 



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